胃がんの死亡者数
胃がんの死亡者数は、男性で2位、女性で4位と非常に多い癌腫のひとつです(2018年統計)。
主な部位別がん死亡数(2018年)男性
主な部位別がん死亡数(2018年)女性
日本対がん協会HPより引用
胃がんのリスクファクター
高齢・男性・ヘリコバクターピロリ菌感染・喫煙・高塩分食品の摂取・胃がんの家族歴があるほど胃がんのリスクが高いといわれています。
あなたの胃がんリスクはどれくらいですか?下のバナーでチェックしてみてください。
胃がんによる死亡を減らすには
胃がんは、早期に発見することで、内視鏡的に治療できる時代になってきました。しかし、ある程度進行してしまうと外科的な治療(手術)が必要です。さらに進行すると手術をしても再発リスクが高くなってしまったり、手術が行えない場合もあり、予後が劇的に悪くなってしまいます。
胃がんで死なないためには、ある程度の年齢になられた時点で、定期的に胃カメラを受けていただくのが、最も有効な方法です。さらに胃がんリスクの高い方は、少しで早い時期に一度は胃カメラを受けていただくことをお勧めします。
ヘリコバクター・ピロリ菌感染に関係しない胃がんの発生もあり得ますので、40歳になられましたら、一度は胃カメラを受けていただくのがよいでしょう。
胃がんの症状
胃がんに伴う症状にはどんなものがあると思われますか?
胃がんが進行すると、腹痛、吐き気、嘔吐、胃もたれ、胸やけ、胃痛、心窩部痛、食欲低下、体重減少などを自覚される方も中にはおられます。しかし、その多くが進行してしまわれてから生じる症状です。胃がんを完治したいなら、症状が出る前に検査で発見する以外ありません。
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